付添料・温泉治療・複数の加害者|自賠責保険金出る出ない?

自賠責保険 保険金出る出ない?

事故を起こした、事故に遭った、どちらの場合でも、そう滅多に経験するものではないので、
実際に遭遇すると、戸惑うことも多々あります。
それと同時に、正しいと思った自分の判断が、通用しない場合もあり、
それがさらに困惑を招くこともよくあります。
ここでは、自賠責保険に関連して、保険金が支払われるかどうかについて、
ケーススタディで紹介していきます。

保護者の付添料

6歳の娘が事故に遭い、入院しました。

付添の人も雇いましたが、子供が小さいこともあり、
母親である自分も一緒に泊まり込みました。
この場合、付添の料金とともに私の付添料も認められるでしょうか?

認められます。
母親の付添がケガの程度により必要であると認められる場合は、
子供が小学校3年生くらいまでであれば、付添料が認められます。
金額は一泊4000円です。

温泉治療

私は自動車事故に遭ってケガをして、病院で治療しました。

それに加えて、特に医師から指示があったわけではありませんが、
自分の意志で温泉治療もおこないました。
この場合、温泉治療の費用も保険で出るでしょうか?

出ません。
医師がその必要性を認め、かつ、医師の指導のものとに、
医療関係機関の付属療養所などにおいて療養する場合に限り、
妥当な実費が認められます。
医師の単なる指示、または意見により、温泉療養を行うこともありますが、
この場合は認められません。

複数の加害者

私は、歩行中、交差点で出合い頭に衝突した2台の車にぶつかられ、ケガをしました。

この場合、どちらの自賠責保険に請求すれば良いでしょうか?

原則として、各加害者の自賠責保険へそれぞれ請求できます。
ただし、損害額が一契約の限度額内の場合は、実務上簡素化のため、
一方の自賠責保険への請求権を放棄する旨の念書を取り付けたうえ、
一方のみでしょりすることができます。
なお、損害額が一契約の限度額を超える場合は、
2つの自賠責保険が使えます。
つまり、限度額が2倍になるわけです。