対物保険と車両保険

対物保険・車両保険出る出ないその2

対物賠償責任保険や車両保険で、保険金がおりるケース・おりないケースについて、
ケーススタディで見ていきましょう。

車両保険がおりない場合

私は、行政処分による免停中に車を運転し、電柱に接触してしまいました。

免許は持っているわけですから、車両保険の対象となると思うのですが、いかがでしょうか?
また、友人に車を貸していたところ、友人が酒酔い運転で事故をおこしました。
車両保険では酒酔い運転の場合、保険金がおりないとききましたが、この場合も支払われないでしょうか?

車両保険は、ほうれいにより定められた運転資格を持たないで(無免許運転)、または、酒に酔って正常な運転のできないおそれがある状態で運転している(酒酔い運転)時に生じた損害については、支払われません。
また、麻薬(覚せい剤・シンナー)や危険ドラッグを使用しての運転の場合も同様です。
免停中は、法令により、運転資格を差し止められているわけですから、無免許運転と同じで、保険金支払いの対象となりません。
友人が酒酔い運転で起こした事故については、原則的に、友人から弁償してもらうことになります。
しかし、友人が弁償しない場合には、車の所有者である被保険者からの請求があれば、車両保険金が支払われます。
このケースでは、友人は酒酔い運転で事故を起こしたので、保険会社は、その友人に対して、支払った保険金の額を代位請求することになります。

盗難車の引き取り費用

私の車が盗難にあいましたが、無事九州で発見されました。

持ってくるのにかなり費用がかかると思いますが、車両保険で支払われるでしょうか?

はい、支払われます。
盗難にあった日保険自動車を引き取るために必要な費用が支払われます。
この引き取り費用とは、車両を確認し、還付を受けるまでの交通費とか、
輸送のための費用(自力走行の場合はガソリン代など)をいいます。